鉄塔上永谷線-後編- [鉄塔]
NO.8で地中ケーブルになり、発見の危ぶまれたNo.9ですが、件の看板と嗅覚(磁界センサ?)のお陰で無事発見できました。日立の敷地内にありました。
よく見ないとわかりませんが、関西系の茶色いソース鉄塔です。
空バックモードなので、目立ちまくりですね。
碍子も茶色です。普通碍子10個に一個の茶色が、全部茶色です。
劣化とか汚れがわかりにくいだろうなぁ。
ここでも地中ケーブルに分岐して、日立の工場へ給電しています。
謎看板で行くと、No.12の次はNo.13のはずですが....
吉田連絡線No.2になってしまいます。
と、ここで上永谷線制覇でございます。
で、この連絡線はどこへ行くかと言うと
舞岡変電所でした。
ここもインドアな変電所です。
地中に向かうケーブル群。
ここから電柱へと旅立つ?のでしょう。
ここからは吉田線という名前になります。ヘリ巡視用看板もなく番号が確認できなかったのですがNo.27からだと思います。
なんか辛そうな犬。このとき36.5度でした。
すいか。
今緑のところが黒くなる?逆?こういう品種?
裏手は明治学院大学の広大な敷地です。
大学の施設?工事現場の足場で作られたような、手作りテイストあふれるアンテナ。
となりのワイヤーアンテナ。これも園芸のグリーンローブがステーになっていて手作り感あふれてます。
で、このアンテナの向かう先にはマンションがあるんですが....。
吉田線はNo.18を最後に南横浜火力線の一番下に併架されます。
ここには”栄第一下水線甲-1号鉄塔””栄第一下水線乙-1号鉄塔”という小さい鉄塔(写真右下)を経由して地下ケーブルとなります。
ここからは6回線のにぎやか鉄塔として進みます。
なんか懐かし看板。右側の男の子の持っているのはUコン...。
ラジコン飛行機の”ラジ”の部分がワイヤーになっているものです。
ある限られた時期にしか流行っておらず...私も現物は見たことはなく...。
フォントも懐かし感ありますね。
その下にあるのは碍子。交換するんだろうな。
手と比較。すごく重そうだなぁ。陶器と鉄ですからね。
立体そば...超創作料理か?ネタのために食せねば...。
冷静になれば、そんなことはなく"豊田立体交差の近く"ですよね。
字数の問題で省略されたんでしょう。
看板でいつも迷うんですが、電話番号はそのまま出して広告として協力すべきなのか、いたずら電話防止のため伏字にすべきか....。
この先の南横浜火力線No.39から和田線No.1が分岐して、日本油脂の工場や終点がNo.5がまたもや日立の別の工場に引き込まれて終点となります。
これでもう1路線制覇。現在.西部水再生線、水道小雀線、日本電池線、香川線、亀井野線、吉田連絡線、上永谷線、和田線の8路線制覇
和田線と併走する柏尾川の鴨。
すごくきれいな配色ですよね。ちょっと目立ちそうですが....
絶滅していないところを見ると、合理性があるんでしょう。
捨ててはいけません。
猫の虐待を通報しましたという看板もありました。
そして激しいアップダウンを経てラストのNo49鉄塔。右側です。
左は戸岩線という、香川線のように行き先が想像できない線です。
右半分、色が関西風になってます。塗装じゃなくて、さびが浮いてるみたいです。
この先は戸塚変電所です。ここで、吉田線制覇。
西部水再生線、水道小雀線、日本電池線、香川線、亀井野線、吉田連絡線、上永谷線、吉田線、和田線の9路線制覇。
マイナー6万6千Vばっかりですけど....。
自転車ですからね...。
今回のルート。総走行距離25.27Km。
本牧線も入れると、ぐるっと一周となります。
この地図はカシミール3D+国土地理院”ウォッちず”を使っているんですが、ウォッちずの地図には送電線が記入されていました。
鉄塔はわからないんですが。
<完>
良い旅ですね、最高でした。
観察力と行動力にブラボー!です。
by 小野寺榮一 (2006-07-24 19:18)
今回はきれいにぐるっと繋がりました。電力網の縦横無尽さを実感しました。
しかし、鉄塔は山の上にあるので、かなりヘバります。
次は、なぜか内陸に向かう本牧線を追ってみます。
by doggie (2006-07-29 01:57)
こんにちは。
調査(?)ありがとうございます。
上永谷線ですが、港南区上永谷三丁目34番地に、上永谷変電所があります。推測ですが、連絡線に入るところで、昔はそこまで鉄塔があったのではないかな、と。
散歩してみたところ、上永谷変電所の周辺には鉄塔は無く、環状2号線の永野小学校下を経由して、その周辺に近ケーブル埋設の標識がありました。もしかすると、本牧線につながる品濃変電所に行っているような感じもしました。
by nt (2012-10-14 17:46)
ntさんこんばんは
結構鉄塔の敷地というのは、一度鉄塔が建つとなかなかなくならないのだそうです。用地交渉で多額の費用を使っていたり、送電線としては地下よりも数分の一の費用で建設や容量アップできるからだそうです。ちょっと古い地図
http://www.city.yokohama.jp/me/machi/kikaku/cityplan/gis/3000map.html
あたりを探るともしかしたら…。鉄塔はなくならないと書きましたが、私のホームの送電線も、一本間引かれてることが地図からわかりました。
by doggie (2012-10-24 01:26)