300MHzまで行ってみよう [電子工作]
昨日のCDCE706クロック発生器キットを登場させたのはこれのためです。
秋月電子さんで売っている500MHzプローブの実力は?と。
今回は扱う周波数が高いので、GNDはワニ口リードではなく、上のような形で行います。
よくプローブのリードを握って波形を落ち着かせている光景を見かけますが、これならプローブの影響を排除できます。
こちらは2465Bについてきたプローブ。先が細い。
で、その前に、
このオシロ、リーダー電子の3060D、ディジタルストレージの付いたアナログ機です。
アナログ60MHz、ディジタル40MHzサンプリング、サンプリングです....。
GPIBなんか付いたりもして、当時定価50万円超だったんですが、仙台営業所の人から営業デモ機15万で買わない?と声をかけていただき、購入と相成りました。現在でも主力です。
で、そのオシロで3.3Vの60MHzの矩形波を観測。きれいな正弦波(笑)。
帯域60MHzといっても-3dBになる帯域なので、3.3Vの70.7%で2.33Vの計算通り。
それを先日復活したTektronix2465B 400MHzで見てみると...。
矩形波ですね。どんどん行ってみましょう。
これは100MHz。まだ矩形波っぽいですね。
レベルはOK。
200MHzはもうほとんど正弦波。レベルも下がってきました。
300MHz。レベルが1.8V。出力側にも周波数特性があるのでなんですね。
この状態で、秋月プローブと純正、目に見える違いはありませんでした。信じてよさそうかな。
3060Dの情報検索をしていて、このブログを見つけました。
リーダー製品は情報が少なくメンテが大変じゃないですか。
私もメンテ情報探しで苦労しております。
主題のプローブですが、一般家庭でも測定環境(ノイズ)を整えるが結構大変で、プロープで捕らえているのが目的信号かノイズ家の判断に困ることがあります。
よくあるのがSW電源のノイズをつぶしていたら、駆動対象の回路からの漏れ信号が予想外に大きなことに気が付かずに、苦労したことなどです。
by 倒福八 (2010-12-01 14:34)
倒福八さまこんばんは
うちの3060Dは旅に出てしまいました。
測定器、ヤフオクで入手は楽になりましたが、壊れると厄介ですね。TekやAgilentは回路図がnetに転がってたりしますが、アナログのフロントエンドはハイブリッドICお手上げに近いです。
プローブ、いつかは差動と電流プローブを備えたいんですけどね。中古でも本体以上の値段が...。
by doggie (2010-12-15 23:47)