昭和のわすれもの2-2 [つれづれ]
○字のかすれ方が、時間の経過を物語ります。
今でこ通信衛星と常にリンクし、前線の兵士にもE-mailが届く時代ですが、十数年前までは短波無線が洋上の主たる通信手段でした。
○ログペリアンテナ 見えない巨大な眼窩が、太平洋を見つめます。
太平洋上に展開する艦船や航空機の大切な通信手段でした。
古くは戦艦三笠の”敵艦見ゆ”や、史上初のSOSがタイタニックであったのは有名な話です。
○大きさわかりますか...
巨大なアンテナ、強大な送信機をもってしても、短波通信はとても不安定だったと思います。
今は数種類しかありませんが、以前はいろいろな波長や形のアンテナが林立していました。距離やコンディションに応じて使い分けていたと思います。
○白い木のフェンスがちょっとアメリカ的。
現役時代のアンテナにはドクロマークが書いてあって、とても恐ろしげでした。
電磁波による健康への影響...とか言われている今からすると、とても野蛮な環境でした。実際この辺の家では、テレビがまともに映らなかったそうです。
カーラジオも殆ど聞こえなくなることがありました。
○草野球や、犬が走り回ってるのどかな光景
小さい頃、この先の太平洋とこのアンテナはつながっているんだ...とちょっとロマンを感じていました。ラジオに混信するで遠い国の放送でも。
光ファイバーでは感じられない感覚です。今とはスピード感が違いますね。
2006-02-13 23:31
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