冷戦の遺物 [電子工作]
CDV-777-2 RADIATION DETECTION KIT。
こちらのページが詳しいですが、米ソ冷戦時代に核シェルターに備えてあったものだそうです。
ヤフーオークションに割りとよく出品されています。
CDV-715 ガンマ線検出器です。
核爆発に伴うコバルト60またはセシウム137の検出に用いられます。
回路図。真空管も使われていますね。
単1乾電池1個で動きます。
これが検出器部分。電離箱というものだそうです。
1994年までメンテナンスされていたようですね。
手前にあるペンライトみたいなものはCDV-742 ドシメータ。
前出のものが今の値を測るのに対し、これは今までどれくらい浴びちゃったか?
がわかります。
上の黄色い箱は、中の目盛りをリセットするものです。
中をのぞくと、こんな風に見えます。
浴びるごとに縦線が右に移動していく...
同梱されている、核シェルターのサバイバルマニュアルです。
これだけ浴びたら二週間以内に死にますとか淡々と書かれています。こわっ。
これらの機器、いかにも高感度っぽいですが、実はまったく逆です。
ウチにある、放射線出るものgoodsごときでは反応しません。
キノコ雲見ちゃいました(笑)
みたいな時に活躍するレベルです。
目盛りの単位がレントゲンで、平時のミリ(1/1000)やらマイクロ(1/1000000)レントゲンで語られる世界のものではないと。
出番がないことを祈ります。逃げ場ないし。
シェルターってどうしてるんだろ。もやしとかウドの栽培してるんだろうか?(してないよなぁ。)
でも、シェルターとか地下室ってあこがれるなぁ。
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