DesignWave休刊 [電子工作]
あ、年間購読更新の季節だな....と思ったのですが、
なんと休刊で、季刊化になるのですか....。
このDesignWaveって、もともとは季刊だったんですよね。
その当時、情報の少なかったFPGAやASICの解説記事は大変貴重でした。
季刊の頃は、No.1から持ってました。(最近捨てました...)
環境も今ほどお手軽ではなかったし、身近に扱ってる人もいなくて....。
HDLもフリーの環境は無く、仕方なくXilinxのFoundation 1.5 Baselineを自費で買ってまして(6万円だったかな。)
それが今となってはデバイスが雑誌のおまけになる時代。
しかも、なぜかトランジスタ技術にFPGAが付いて、DesignWaveは地雷付きマイコンだったりして、なんかねじれ現象だな、FPGAはDesignWaveじゃないのか?とか、なんかポジションがあいまいな感じがしていました。
そのうち、トラ技やInterfaceのリサイクル記事っぽいのが散見されるようになり....。
今後はSystemCとか、"手にやけどの跡がないハード屋さん"向けの本になるといいですね。
トラ技は歴戦の傷跡が幾つも刻まれた人向け、Interfaceはソフトよりだけど、何でもござれなスーパーエンジニア向けとか。
まだ少し残っていますが、ご苦労様でした。
FPGAのことが掲載されているので毎月購入していましたが、ショックです。
確かに微妙なポジションではあります。
by ビーコン菅原 (2008-11-18 06:29)
doggie様。おひさです。
ここのところ、めずらしいくらい忙しく、
こちらに来ることができませんでした…。
DesignWave…。
某会社にいて、VHDLやる気満々だったころ、ちょっとの期間購入してました。
今でも立ち読みはしたり、してたのですが…。
そうですか…。休刊ですか…。確かに儲けはなさそうですが、
この手の雑誌は儲けとは別の大切な何か…?がある気がします。
by tomoichi (2008-11-18 10:43)
たまにしか買っていない私が言うのもなんですが、休刊...ショックです。
でも、トラ技でもHDLを扱ってますし、トラ技の位置づけが上がったような(エレキジャックとの兼ね合い?)感じなので、DW誌のポジションがなくなってきていたようにも思います。
by ursa_minor (2008-11-18 21:16)
こんにちは
わーっ、しょっくー。とりあえず2009年3月号までは続くんですね。
しくしく
by Sim (2008-11-18 22:32)
ビーコン菅原さまこんばんは
季刊?隔月間の頃はFPGA,ASICの本というスタンスがあったのですが、月刊になって、そして付録基板のねじれ現象。
現役の人はさておき、これからの人に与える影響は大きいですね。
季刊でも、続くのが救いです。
by doggie (2008-11-22 01:52)
tomoichiさまこんばんは
今日日、忙しいのは何より...ですけど、貧乏暇なしって奴ですね。
僕も時を同じくして読んでました。そう、HDLに燃えてましたね。なにか新しく、未来な感じで。
某社のように周りに携わっている人がいる環境ならいいのですが、そうでないと使い方とか苦労しますよね。Netもそれほどアテにならないし。
唯一の存在だったので残念です。
by doggie (2008-11-22 02:13)
ursa_minorさまこんばんは
僕も最近はパラパラ見(定期購読は会社です。)でした。
月刊化して薄味になってしまった気が。
雑誌だけでなく、実務の方でも、HDL、FPGA”だけ”ってのは微妙なポジションになってしまうかもしれませんね。
で、マイコンやらRFに手を出し、イマイチ散逸している自分でした。
by doggie (2008-11-22 02:22)
simさまこんばんは
ショックですよねー。唯一のFPGA/HDLの雑誌ですからね。
普及の割には解説本出てないですしね。
今出ているFPGA設計スタートアップが季刊化するような感じになるのでしょうか。
発展的解消、期待して待ちます,,,。
by doggie (2008-11-22 02:31)
わたくし,なんとなくDWM筆者らしいのですが,創刊から始まった
EDAツール普及を中心にすえたDWMの当初の目的は十分
達成されているんで前々から「そろそろ,べつの方向やろうねー」
という感じだったんですよ
それで,新刊4月10日号の件もET2008会場で編集長に呼び出し
されて「はよ,原稿あげろ.xx作れ」といわれているんで,そんな
大それたことはないですよ.
まぁ4月10日以降に「またかよ」となるか「これが読みたかったんだよ!」
となるかは,読者様の判断を仰がないとダメと話をしましたがね.
わたくし個人の感覚では,依頼されている内容をみるかぎりでは
doggieさまの書かれている
>発展的解消、期待して待ちます,,,。
という感じでしょうか.
ちなみに,本誌タイトルを
「Design-ace」か「Inter-wave」にしてよと言ったら,ほかの筆者様からも
そういう提案があったが,まっさきに却下ですと言われました.
すすたわりさんの「FPGA技術」があるんだから,良いアイデアだと思うのですが...みんなで出し合いませんか?(汗
by Masatiku (2008-11-23 16:01)
Masatikuさまこんばんは....
って、まさちくさまですよね。お出でいただきましてありがとうございます。
DWM誌ってFPGAの雑誌という認識の人が多いと思うのですが、コピーを見ると”ハードウエアとシステム技術者を支援する”なんですよね。
それだけ、FPGAに関する需要が多いのかなと思っています。
74シリーズ、PAL,GALから上がってきて、内部のロジック、基板上の回路と触ってきた人だと比較的迷いはないのですが、新人さんとかいきなり対峙する人には、デザインフローの解説がある唯一の本だったのかなと思います。
でもInterfaceとトラ技の隙間をEDAでくくると、FPGAのツール、論理合成、ベリフィケーション、基板CAD、電磁界シミュレータ....といろんな人種をまたぐのですよね。それを一冊でやっていたのですから、月ごとに対象読者が入れ替わっていた感じがします。
個人的にはFPGAを軸足に、言語記述のスタイル、タイミング制約、高速伝送、電源、基板というレンジになるといいなと思っています。
最近はメインはFPGA周り諸々なのですが、FPGA内部でTriプリミティブ使ってボテボテのセレクタの塊作ってスピード出ねーとのたまう人や、電源かクロックが不安定といわれて見てみると、タイミング制約野放しで、クロックとデータが同時に立ち上がる...などという現実にトホホな状態なので...。
雑誌名は、先行してRFワールドがあるので、FPGAワールドでしょうか。
続いてHDLワールド、ボードワールド、....まるで日経のようにいろいろと...。
by doggie (2008-11-25 01:34)
こんにちわ,Doggieさま.いつも楽しみに拝読させていただいております.
>最近はメインはFPGA周り諸々なのですが、FPGA内部でTriプリミティブ
>使ってボテボテのセレクタの塊作ってスピード出ねーとのたまう人や、
これはWEBのブログとかでFPGAの設計を披露している人に見受けられますね.
わたくしは大学院で,博士課程前期の履修と同時に,学部卒の同級生の技術指導もしておりますが,FPGA設計をおこなうユーザには「WEBの開発
事例なんか,製品じゃなくて作品を作っているだけなんだから,役に立たな
いので,本を読め」と説明しています.
#読者の人がDWMやIFを生ぬるいと感じるのは,こういう縛りを受けて
#執筆しているからなんですよ.プリミティブをガシガシ組み込んだ作品
#を作る過程の説明など,初心者に役立つはずがない.
#生ぬるいとおもう読者は次を目指していけるべきですしね.
ALTERAのWEBしかりXILINXのWEBしかり.
MicroBlazeとLATTICEのことを書かれているブログの方のページは非常に丁寧ですね.本にしてくれないか?と編集長にいったことがあります.
>電源かクロックが不安定といわれて見てみると、タイミング制約野放
>しで、クロックとデータが同時に立ち上がる...などという現実にトホホ
>な状態なので...。
DWMの2008年6月/7月/8月は,そういう意図で特集が組まれていまして,読者として,とても楽しく拝見できました.3冊づつ買ったのかな.
>雑誌名は、先行してRFワールドがあるので、FPGAワールドでしょうか。
>続いてHDLワールド、ボードワールド、....まるで日経のように
>いろいろと...。
わたしも先週定期購読の書類が届いて,今日問い合わせたら,雑誌名,ほんとうに決まっていないみたいでした.
IFにしろDWMにしろ,省略時に2~3文字で書けるのが良いです.
by Masatiku (2008-11-26 11:52)
Masatikuさまこんばんは
開発ツールになんとかウィザードとかが装備され、FIFOなんか自分では書かない流れになってますね。中身考えずに異種クロック乗せ換えて、フラグ見てるのになぜあふれる?なんてのが頻発したり。
生産性が高くなっているのかどうなのか.....。
雑誌に出ているような平易な記述だと、ハマったときも脱出が楽だと思うんですね。
テクニックに走って、合成結果が見えないような組み方は良くないと、Windowsを見て思いますね。
あと、制約かけずに、動いたから配置固定なんてものぐさも良くない...。
GUIでやりやすくなった功罪ですね。
マイコン関係だとデバイスごとに百花繚乱なのですが、ロジックデバイスはさっぱりですね。HDLという切り口だと結構あるようですが、特定アーキ、デバイスのツールのというのはないですね。トラックバック元などを見ても、DWMには実践的チュートリアルが期待されていたように思います。
どういう紙面になるか、楽しみにお待ちしています。
巨大掲示板にもスレッドが立ってますね。;
by doggie (2008-11-29 01:45)
doggieさま,こんにちわ.
書籍の名前は,どうもDから始まりそうな雰囲気です.
あくまで書籍の取次ぎ代理店から聞いた範囲では,休刊っていうのは紙面内の衣替えをするときに良くやることであり,べつに普通のことだそうです.
で,書籍名を決めるには制約があって,前がDなら,Dから始まる文字で決定ぽい.
そうしないと,書類ベースで新規の雑誌登録をしないとならん&手間がかかる&費用がかかるっていうのだそうです.
http://www.gem.hi-ho.ne.jp/sayopee/post/dai3shu.html
このあたりによるものだそうです.
季刊誌:Death-March これが現実でしょ!
季刊誌:Due(デュー) フランスのファッション雑誌ぽいが,実は...
季刊誌:Die-Hard 映画じゃないよ.
遊び心でこうしていただきたいものです.
by まさちく (2008-12-03 19:50)
まさちくさまこんばんは。
休刊、”改装に付き、店じまいセール”みたいなものなのですね。
昨今のながれで、悲壮感漂いますよね、休刊。
また、季刊にはそういう意味があったのですね。勉強になります。
さて、Dですか....。
Death Marchに一票!もしくはDeath March Survivorとか。健康管理ページや、代用寝具のアイディア連載が好評。
とか、シンプルにDesign Noteがいいかなと。
あと、その筋の人ならピンと来る言葉...D...Design Review..あまり手にとってもらえそうもないか....。
アルファベット&カタカナ3文字がポイントですよね、トラ技、アキバ、....Death Marchだとデスマ...。
by doggie (2008-12-09 01:59)