Cypress EZ-Color LEDコントローラー セミナー [PSoC]
2007年9月10日に行われました、Cypress EZ-Color LEDコントローラー セミナーに行って来ました。ちょっと遅くなってしまいましたが、そのときの様子です。
LEDというよりは、PSoC Express3目当てでした。
直前まで申し込めたので関心ないのか....うーん、なんか空いてる。
PSoC Express Version 2.2 Express Pak 1 [PSoC]
PSoC Express Version 2.2 Express Pak 1
とPSoC Express2.2用の拡張パックがリリースされました。
中身は...。
New Device Support:
1. CY8LED04
2. CY8LED08
3. CY8LED16
4. CY8C24994
New Driver Support:
1. CapSense Button – CSA (Updated Sensing Algorithm)
2. CapSense Slider – CSA (Updated Sensing Algorithm)
3. CapSense Properties – CSA (Updated Sensing Algorithm)
4. Frequency Meter – Hz
5. Frequency Meter – kHz
6. Frequency Meter – MHz
7. Digital Compass – HMC6352
8. LCD Scrolling Text – Full Line
9. LCD Scrolling Text – Full Line, Selectable
と面白そうな機能が追加されました。
あとLEDも機能強化されています。
探すのが大変なくらいドライバ(ExpressのIO)が増えています。
New DeviceのCY8LEDってのは謎ですが...。
光るんでしょうか...。
あと、Designerが4.4、Programmerが2.3にバージョンが上がっています。
基本的にはVista対応のようですが、DesignerはServicePackを取り込んでいます。
一点要注意は、MiniProgのPC側のドライバーを”USB Mini Programmer (Mar19,2007)"に更新しなければならないことです。英語WindowsではWizardが立ち上がるようですが、日本語環境ではメッセージが出てWizardは始まりません。Windowsのデバイスマネージャから手動で行う必要があります。また、MiniProgのFirmは1.72になります。
しばらくハマりましたよ....。Designerのリリースノート見て気がつきました。
MiniProg 3.3V [PSoC]
MiniProg 3.3V仕様を極秘裏に入手しました。
てなことはなくて、もともと備わってる機能です。
と、JP1を切り替えると、USBのVBUS(基本的に+5Vだけど、PCによって結構テキトー)とMiniProgないで作っている3.3Vの切替ができます。
TGT_VCCというのが、MiniProgの白いISSP端子に出力されています。
実際の基板はこちら。
写真中央のJP1についている0オーム抵抗を下側に移動します。
レギュレータはLM3480で、中の人(CY7C66113,CY8C27643 )への供給を含め100mAなのでご注意を。
WUSBのICが3.3Vなので、この機能は助かります。残念ながら、液晶は3.3Vではないので使えません。
Vccとコントラスト調整のVopの間の電位差が4V程度以上ないと表示できないのが理由で、チャージポンプICなどで負電圧を作り、Vopのつながるコントラスト調整ボリウムのGND側だったところに供給すればOKです。
電圧が高いので要注意ですが、MAX232などのRS-232レベルコンバータから-10Vが取り出せます。
CY3210-PSOCEXPEVAL1 [PSoC]
昨日のCapseseにつづいて去年版?のPSoC Expressの評価キットです。
実はこれ、無料でした。送料$19は取られますが。CypressのPSoC Expressのページに無料の評価キットを入手というのがあって、なに!無料ですと!申し込んだのでした。
無事届いたら紹介しよう...と思って申し込んだのが2/17。今日やっと届きました。無料キャンペーンは終わってました....。
中身はこんな感じです。基本的に単品で買えるものですね。CY3210-PSoCEVAL1とCY3210-MiniProg1にフレキシブルケーブル、サンプルデバイスCY8C294662個、ジャンパ線、プルアップ用抵抗器、MiniProg,USBケーブル、PSoC ExpressのCD,006P乾電池。
CY3210-PSoCEVAL1の基板のみ。LDCは付いてきません。
Rev.Dなんですね。僕の持っていたのはRev.A。ROHS対応がメインみたいですけれど、ブレッドボード部裏にユニバーサルエリアがありました。
CY3210-MiniProg1の基板のみ。こっちは相変わらずですね。
ジャンパピンも付いていない....。回し切ると危険なボリウムも...。
サンプルのCY8C29466。これないと、何にもできないし。
まえに写真見たときに、フレキはどうつながるんだ?コネクタ増設されてるのかな?と思ったんですが、何のことはなく、ISSPの端子使ってました。
なんか封されてないし、ぼろい袋...。ま、無料ですから。
おまけ
このブログの生命線であるPanasonic DMC-TZ1が壊れてしまいました。
とりあえずFijiのFinepix40iを復活させました。
修理出すのか...鬱。
CY3203A-CapSense [PSoC]
トランジスタ技術の広告に出ていた
CapSense Successive Approximation (CSA) Training Kit - CY3203A-CAPSENSE
最初に出たCSRのタイプは持っていて、去年のセミナでももらったので、2つ持っていたのですが、方式や搭載デバイスが違うので、まひとつあっても...と。
日曜にオーダーして昨晩出荷メール、DHLで今日届きました。
DHLって、UPSに比べて日本に着いてからが早いですね。
その日のうちにつきます。
中身はこんな感じ。getting started、便利サイトが書いてあるカード、PSoC命令表、PSoC Designer,Expressが入ったCD,サンプルプロジェクトが入ったCD,MiniProg,キャラクタLCD、USBケーブルです。
見た目はCY3212 CapSenseとあまり変わらないですね。
ただ、搭載されているICが違っています。
おや、普通のPSoC?と思ったんですが、ちゃんとICEにつながるやつでした。
この辺も余り変わらないですね。
ICE用RJ-45コネクタ、MiniProgなどをつなぐISSP端子、デバッグ用I2C端子(これのI2Cブリッジを使い、PCと接続)、006P電池用スナップのビア、ACアダプタの端子、5Vのレギュレータなど。
裏側。ちょこっと部品がついています。
以前はなかったのですが、ボタンやスライダの信号線に560オームの抵抗が挿入されています。ESD対策かな。
電源を入れるとこんな文字が出て、
おなじみのスライダデモ。
おととい、サーチエンジンからこのブログにおいでになった方のサーチワードで、
"
CY8C26443 -おすすめ -オススメ -ランキング -最安 -激安 -格安 -限定 | 2 |
というのがありました。
参考になりましたでしょうか....。
PSoC Express でUSB UART [PSoC]
鉄は熱いうちに打て、というよりも借り物があるうちにお試しということで、結構使いでのありそうなUSB-UARTを試してみました。
0-5Vを入力し、PCに送信、PCから0,1,2を書き込むとそれにあわせてLEDがON,OFF,点滅という動作をさせます。
まず完成したところ。
入力部はVoltageの0-5Vのやつです。
特に設定はないですね。
ついでInterfaceからUSB-UARTモジュールを置きます。
これはVID,PIDの設定のみです。
外部インターフェース関連の信号授受はわかりにくいのですが、、入力や出力モジュールと線で結ばれるのではなくて、表からは見えないレジスタ経由で行われる用になっています。
VALUATORでは、PCから送られた来た数値とコマンドの関連付けを行います。Interface Valuatorをチェックし、NEXTをクリックします。
ここでAdd Statesをクリックし
ここで状態を定義します。
今回はLEDなので、OFF,ON,BLINKに0,1,2を割り当てます。
終わったらOKをクリックします。
チェックボックスはまとめて削除する時に使います。
LEDのpropatyでは点滅速度を設定します。
とりあえず、0.5秒おき(2Hz)に設定。
Transfer functionを選択
ここで、PCからのコマンドとLEDの動作の関連付けを設定します。
ここでは、簡単なtable lookupを使用します。
ここでの設定はないので、NEXTをクリック。
左のUSB_VALがPCからのコマンド、右がLEDの動作です。
ドラッグして、上のように定義します。
これで一通り完成。
メニューバーのProject-Assign Register MapメニューでPCとの送受信に使われるレジスタが一覧できます。
Buildを選択すると、デバイスの指定画面になります。
ここで、ピン配置の設定を行います。青のレンガ上のものをドラッグして変更します。
未配置のピンがあれば、右上に表示されます。
buildが終わると上のような画面になります。
画面下のリンクをクリックすると、部品表、設計したデバイスのデータシート、回路図を見ることができます。
これがデータシート。
専用ICのイメージですね。
ここにドライバをどうするとか、データの構成、コマンドの発行の仕方が書いてあります。
基本的には市販のUSB-シリアル変換ケーブルのように振舞います。
ボーレートは自動認識です。
全部で4byte構成なので読み出しはRD 04とタイプします。
そうすると先ほどのassign register mapの順で4byte表示されます。
CRD 04で連続読み出しです。
書き込みレジスタのオフセットは0なので、WR 00 XX(XXは任意値)で書き込みます。
LEDに変化ありました?
これはなかなかお手軽です。
ログをexcelなどに取り込めば、グラフにしたりできますね。
休眠していた、電池放電モニタ復活させよう...。
Cypress PSoC Express World Tour 2007 の会場 [PSoC]
今回は会場の様子です。
前々回の丸ビルではなく、今回はパシフィコ横浜です。
行きたかった、近いのに...。
受付の様子。右側におなじみのTシャツが山積みになっています。
なんとご自由にお持ちくださいとのことで、僕のところにも2枚来ました。
奥が応用品などの展示、手前は飲み物コーナー。
3時の休憩時は、サンドウィッチ(即品切れw)パン、ビスケット、とのこと。
セミナ会場。見た感じ、初回と同じくらいの規模でしょうか。
PSoC Expressってちょっと玄人受けがイマイチじゃ...と思ったんですが、盛況のようです。
展示品コーナー。透明電極のキーパッド。
最近発売になった、三原色LEDの評価基板。
照明や、液晶のバックライト用でしょうか。
これも最近発売になったSDカードの評価キット。
MiniEval1の液晶取って、SDカードのアダプタを付けた物。
PSoC DesignerでSDカードがサポートされましたね。
携帯のキー部分
もうおなじみiPod。
これとGameBoyMicroのおかげで、こんな豪華なセミナーができるといっても過言ではないのでは?
これもプレスリリースにありましたね。
Sonyの"何か"だそうです。
おまけTシャツ表。初回は黒地に銀でした。
裏は、こまったなの人と開催地一覧。
ありがたく着させていただきます。
初回はスキンヘッドの人でした。
もったいなくて袖通していない...。
CY3121-CUSTOMER [PSoC]
Cypress PSoC Express World Tour 2007で配布された豪華おみやげ教材CY3121-CUSTOMERです。
今の所非売品ですね。雰囲気$99とかで売り出されそう。
中身です。お手紙、基板、キャラクタ液晶、MiniProg,USBケーブル、PSoCの命令表。命令表はExpress使えばお世話にならない気が...。
紙のTRMはくれなかったのかぁ。これもExpressじゃ関係ないもんなぁ。
基板全体。Capsense,加速度センサ、7Seg LED、USBの4つのモジュールが一枚の基板になってる感じです。
白い線がV溝になっていて、パキッと割って...とはなりません。
上半分。左側はCY8C21434が搭載されたCapSenseのブロック。
3.3Vレギュレータと006P電池用のスナップがついてます。
右側はCY8C24894のUSB PSoCが載っています。
10Pinのソケットは、WUSB ICのCYRF6936をモジュール化したCY3630Mです。
5PinのヘッダはMiniProg用の端子。隣の2Pinは4モジュール共通のI2C通信ラインです。
今度は下半分。左はCY8C27643とアナデバADXL322加速度センサが載っています。下の横長ソケットはキャラクタ液晶接続用。右側はCY8C2966と4桁7SegLEDが載っていて、ともにI2Cの実習に使いました。
フル搭載状態(笑)
ツアーの資料は、英語だけですが公開されています。
命令表の一こま。だれ?